① 幸せの種類
以前のブログ「人生の目的を考える ~自然との触れ合いなどから見えてきたこと~」で、幸せの類型について書きました。
その中の「すでにあるものに気づく幸せ(感謝)」は、一見地味ですが、静かで、そして確かな幸福を感じさせてくれるものだと思います。
② テント泊での生活
特殊な状況を除けば、テント泊は地面に直接寝ることに比べて、格段に快適です。
風雨をしのぐことができ、寒い日には、わずかながらも暖かさを感じることができます。
また、動物や虫の被害も、ある程度防ぐことができます。
雨の日には、濡れた装具をテント内に吊り下げ、床もじわじわと湿ってきます。
決して快適とは言えません。
それでも、テントに打ちつける雨の音を聞きながら、
「この中にいられる」ということ自体に、自然と感謝の気持ちが湧いてくるのです。
③ 日常に戻って気づく幸せ
テント泊を終えて家に戻ると、これまで当たり前に感じていたものの見え方が、少し変わってきます。
水道があること。
冷蔵庫に生鮮食品を保存できること。
冷暖房があること。
そして、ゆっくりとお風呂に入れること。
それらは普段、意識することはほとんどありません。
しかし一度不便な環境を経験すると、その一つひとつが、静かなありがたさとして感じられるようになります。
心の内側から、感謝や、穏やかな幸福感が自然と湧き上がってきます。
経済学でいう「限界効果逓減の法則」は、こうした日常にも当てはまるのではないでしょうか。
私たちは、便利さに慣れるほど、その価値を感じにくくなってしまいます。
テント泊は自然を求める行為ですが、
同時に、すでに持っているものの価値に気づかせてくれる時間でもあります。
不便さは、何かを奪うものではなく、
本当は、日常の中にある豊かさを、もう一度思い出させてくれるものなのかもしれません。
.png)



コメント