① 出世競争の経験
最初に競争を意識したのは、中学生の時です。高校入試のための模擬試験を受けると、偏差値がつけられました。進学校に合格するレベルにあるか、試験のたびに一喜一憂しました。
高校でも、大学入試のための模擬試験を受け、偏差値がつけられました。有名大学に受かることが、まるで人生に成功するかのように感じていました。
就職すると、勤務態度が評価されることに加え、昇進試験がありました。昇進試験は訳も分からず、がむしゃらに勉強しました。
当時は、出世することが当然の目標でした。
② 出世競争の終わり
昇進試験は、なんとか3度目で合格しました。研修を終え、しばらくすると本社機能を担う部署に配置されました。
そこは、とにかく業務量の多い職場でした。また、働いている人は優秀な人ばかりでした。私は仕事の要領もあまり良くなく、気が利かないところもあり、苦労しました。
仕事はキリがなく、職場に泊まることもありました。
このままでは疲れが溜まり過ぎてしまうと思い、自分でルールを決めました。
それは、「必ず帰宅する」「土日のうち、1日は休む」でした。
いい加減だ、無責任だと言われても、これだけは守りました。その代わり、終電までは仕事をしました。
結果として、自分の心身の健康は守ることができました。一方で、出世の面では限界も感じるようになりました。そして、出世は人生で最も重要な目標ではなくなっていました。
③ 現在の私
今の職場には、上司が3人います。二人は同期で、一人は後輩です。
上司たちは、経験もあり、知識も幅広く、責任感や実行力もあり、「すごい」と思います。仕事のやりがいもあることでしょう。
では、「出世できない=人生の敗北」なのかというと、必ずしもそうではないと思います。
私には、ある程度自由な時間があります。
ブログ記事「人生の目的を考える」でも書きましたが、自然や世界とつながり、その中で満たされていると感じられる時間が何より大切です。
もうすぐ定年を迎えますが、自分の人生を振り返った時、出世できなかったことへの後悔はありません。
出世競争に勝つことだけが人生の成功ではないと思います。
自分が納得できる人生を送れるかどうかの方が、私にとっては大切になりました。
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