大学受験の失敗で気づいた思考の重要性

日々のこと

① 大学受験のための勉強

ブログ記事「自分にとっての出世競争とその終わり」でも書きましたが、高校受験、大学受験と勉強してきました。

特に理系科目では、公式を覚えて当てはめる問題が得意でした。定期試験や模擬試験では、この方法で良い成績を取ることができました。その他の科目も含め、ひたすら知識を覚えていきました。

当時の私は、「覚えれば何とかなる」と考えていました。

② 大学受験の失敗

共通一次試験はマークシート方式だったため、順調に進みました。

ところが、二次試験の数学では文章題が出題されました。問題の詳しい内容は覚えていませんが、公式を当てはめるだけでは解けない問題でした。公式が成り立つ理由を理解し、自分で考えたり、新たな関係式を導いたりする力が求められていたのです。

私は公式こそ覚えていましたが、その背景にある考え方までは十分に理解していませんでした。当然、問題は解けません。試験時間だけが過ぎていきました。

その時、自分の勉強の限界に気づきました。「覚えれば何とかなる」という考えは浅はかだったのです。

③ 受験の失敗以来気をつけていること

理解して考えることは重要

たとえ時間がかかり、周囲より進みが遅くなったとしても、理解しないまま先へ進むと、後になって足元をすくわれることがあります。

また、本当に理解しているか確認するために、自分の言葉で言い換えたり、他人に説明するつもりで考えたりするようにしています。

全体像をつかむ

一方で、どうしても理解できない部分に固執しすぎないことも大切だと思います。

まず全体像をつかみ、その後で理解できなかった部分に戻ると、意外と簡単に理解できることがあります。

正解にこだわらない

受験勉強では正解と不正解がはっきりしています。しかし、実際の社会では正解が一つとは限りません。

ネパールやスーダンで海外勤務をした時も、文化、歴史、民族など様々な要素を踏まえながら、自分なりに起きている事象を理解し、将来を予測していました。そして新たな事実が分かれば、その都度考え方を修正していました。

大切なのは、正解を知っていることではなく、考え続けることだったように思います。

大学受験では失敗しました。しかし今振り返ると、あの失敗は私にとって良い薬だったのかもしれません。

点数を取ることよりも、理解して考えることの大切さを教えてくれたのですから。

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