40年以上前の「シャリバテ」の思い出

ハイキング

登山をしていると、「シャリバテ」という言葉を耳にすることがあります。空腹によってエネルギーが不足し、急に力が入らなくなる状態です。

私も一度だけ、強烈なシャリバテを経験したことがあります。

中学生の頃、私は飛行機を見るのが好きで、自宅から2~3時間かけて自転車で空港まで出かけていました。望遠レンズ付きのカメラを持って、飛行機を撮影するのが楽しみだったのです。

ある日、飛行機の撮影を終えて家に帰るために自転車を走らせていると、突然、力が入らなくなりました。

お腹が空いていることは分かっていましたが、「こんなに力が出なくなるのか」と驚いたことを覚えています。

幸い、途中のドライブインがあつたので入り、焼肉定食を食べました。一番高いメニューで当時の値段は500円。

食事を終えると、さっきまでの辛さが嘘のように回復しました。

それが、私にとって初めてのシャリバテでした。

あれから40年以上が経ちました。

現在は登山をするとき、必ず行動食を持っていきます。おかげで、それ以来シャリバテになったことはありません。

「お腹が空いたら食べればいい」と思っていた中学生の頃の経験が、今の登山にも生きています。

それにしても、望遠レンズ付きのカメラを背負って、2~3時間も自転車をこいでいたとは……。

今思えば、かなり元気な中学生でした。

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